SDS 抑うつ性 評価

SDSは、アメリカデューク(Duke) 医科大学精神科 W.W.K.Zung(ツング) 教授によって作成された。抑うつ性を評価する自己評定尺度だ。
SDSは、簡単にできるうつ性自己評価尺度として臨床的にも、定評がある方法だ。
SDSの質問項目は、20項目。「ない・時々・しばしば・いつも」の4段階で自己評価をすることになっているが、10項目はポジティブで、残り10項目はネガティブに書いてあり、それが入り交じっているため、回答者には答案のパターンがわかりにくいように作ってある。
この、4段階の評価・・というのにも、仕掛けがある。つまりSDSは、当たり障りのない平均的な中間の回答ができないようになっている。必ず、どちらかに偏らせるようにできている。
SDSの限界は、自己評価の可能な者にしか実施できない。自己評価テストだから・・ね。ただ、うつ病なんかだと、何をするにも、おっくう・・・ていう状態だと、SDSのような項目をしぼった簡易なテストが役立つと言われている。

なんだか、気持ちが重いとか、うつ病かもしれない・・とか、感じるなら、一度、SDSだけでも、受けてみてもいいかも。
うつ病じゃないとわかって、安心できるかもしれないし、もし、うつ病になりかけていた・・とわかったら、軽いうちに見つかってラッキーと思って、ちゃんと治療していけばいいんだから。

え?重症な うつ病だったら? ん~と、ネットで検索したり、SDSや うつ病 について調べる気力があって、ここまで読んでくれる気力のある人なら、そんなに、めちゃくちゃ重症・・・ってことは、ないと思うんだよ。
勿論、今の時代、軽いうつ病の可能性なら、誰だってあると思うんだけど、でも、ほんとに辛い重い うつ病だと何もできないしね・・。

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